本を読んで暮らすと、たのしい ／ 太陽のパスタ、豆のスープ
こんばんは。かなやんです。
ここ最近、トラブルとも言えないくらい
小さな出来事なんですが私にとっては少し負担だったようで
体調があまりよくありません。
私は人生の半分くらいは、おなかが痛いのではないかというくらい
おなかが弱いです。
背油たっぷりラーメンを食べるとかなりの確率で痛くなるし、
ストレスもまずは腹痛としてでるし、
もちろん緊張してもおなかが痛くなります。
そのくせ気を抜くとすぐ便秘になるし、
困ったおなかです。
そんなおなかの調子が悪くて2日程ブログをお休みしました。
今日は、気分転換したのがよかったのか
おなかの調子もいいです！
と、いうことで今日の読書記録。
太陽のパスタ、豆のスープ／宮下 奈都
表紙をみてひとめぼれ、背表紙のちょっとしたあらすじを読んで
面白そう！と思い読み始めました。
太陽のパスタ（映像がないのに想像できるまずそうなやつ）は前半に、
豆のスープ（色鮮やかで美味しそうなやつ）は後半に出てきます。
読んでいて、あーこの書いてることわかるなー、
ブログに書きたいなーと思うことはしばしばありますが
読み終わるころにはいつも忘れちゃう。
そんなことを、ポロっと旦那くんに言ったら
「別に後で売るわけじゃないから、
線引くなり、付箋立てるなり、折るなりしたら？」と。
なんとなく、本は綺麗に大切に扱うもの。
教科書みたくマーカーで汚したりはしないほうがいい。
と、勝手に思い込んでいたので目から鱗。（←使い方あってる？）
気になったら所を折ってみました。
それでは、せっかくページを折ったので
少しご紹介を。
父という人は娘心みたいなものを昔からぜんぜんわかっていない。
三百円のアイスならひとつで喜ぶのに、
百円のアイスを三つ買って来たりするひとなのだ。
体調を崩して実家に戻ってきた主人公あすわに、
父が仕事帰りにお土産を買ってくるから何がいい？と聞き
あすわがアイスと答える場面。
うわーわかるわー。私の父も、
なんなら一緒にマルチパックのものまで
買い物袋一つアイス！っていうタイプ。
でも、物知り旦那くんは
ご褒美時にはハーゲンダッツを買ってくるタイプ。
そして私よりもアイスを楽しみにしてる。笑
どちらのタイプも私は好きですがね。笑
実家が嫌で、自由気ままなひとり暮らしを満喫したくて
逃げ出したわけじゃない。
ごはんをつくったりお風呂を掃除したりゴミを分別して出したり
宅急便の不在配達を受け取ったり、細々としたことをひとつずつこなして
自分で自分の生活をまわしていく。そういう手数が私には必要だった。
私が、実際に実家を出たのは22歳のとき。でも実は、20歳を過ぎたころから
上に書いたあすわが言っているようなことを考え出しました。
私は高校卒業後、実家から通える会社に就職しました。
でも、大学進学を機に一人暮らしをしている友達を見ると
もう、なんか自分にはない生活力がすごくあるように感じて。
一足先に社会人になって、お金を稼いで
自分のほうが世間的には自立しているはずなのに
なんだかすごく不安になった、そんな時期がありました。
まさに、あすわが言っている「手数」が私には足りなく、
それに焦っていたのでしょうね。
自分探しをするつもりはない。自分を探したって始まらない。
私には何もないんだから。探すんじゃなくて、新しく付け加えるのだ。
そうして、なりたい自分になる。そのためのリストだ。
よく自分探しの旅なんていって、世界中を旅する人がいるけれど
探して見つかるものなんかほとんどなくて、
その旅によってできることが増える、そういうことのほうが
多いんじゃないだろうか。
なんというか、とても素敵な考えだなあ、と思いました。
さてさて、長くなってますね。
最後に今日の小ネタ。
しおりです。笑
チラシ。笑
本を読み始めて、早い段階でしおりが欲しくなりました。
たまに買ったときに挟まっている紙のやつを使ってたけど、
せっかくならかわいいのや、おしゃれなのを使いたい！
と探した結果、このしおりになりました。笑
本当は、折り紙とか、かわいい紙で作るといいんだけど
とりあえず作ってみよーっと、のノリで作ったのでチラシ。
かばんに入れて持ち運ぶ時にとれるかな？と思っていたけど、
しっかり挟まってくれています。
明日は、人生で初めて一人で映画を見る予定。
楽しみだな。雨降らなきゃいいな。それでは。
good night;)
